首相、口蹄疫「国家的危機だ」 全面支援約束(産経新聞)

 宮崎県の口蹄疫被害拡大を受け、菅直人首相は12日午前、宮崎県入りし、「日本の農業にとって国家的な危機だ」と述べ、感染拡大阻止に最優先で取り組む考えを強調、畜産農家の経営再建にも全力を挙げる考えを表明した。

 首相は12日朝、航空自衛隊機「U−4」で宮崎入りし、県庁で東国原英夫知事らと会談。「宮崎県の口蹄疫をどこで終わらせるかが日本の農業を占う。まずは感染拡大を止めることが何より重要だ。終息した後には(畜産業の)再建に向け、必要なことはすべてやる」と明言した。

 東国原知事は、宮崎県の全家畜のほぼ4分の1が殺処分される現状を説明し、(1)防疫対策・感染ルート解明(2)口蹄疫対策費の国費措置(3)畜産など産業復興支援−などを求めた。

 これに先立ち首相は宮崎市内の農家を視察、「皆さんには苦しい思いをさせるが、今は感染拡大をいかに抑えるかに全力を挙げたい。その上で責任を持ってきちんと再建ができるよう手当てする」と述べた。

 首相の宮崎入りには「今行けば選挙目当てと言われかねない」(政府高官)など慎重論があったが、首相が振り切って決行した。首相は現地入りした各省庁のスタッフの激励にも訪れ、小川勝也首相補佐官の肩を叩き、「一種の国家危機なので精一杯頑張ってほしい。『ちょっとどっかに行こう』とこの人を引っ張り出してもなんとかしておきます」と語った。

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監視カメラ駆使…市道を車庫代わり、暴力団2人送検(産経新聞)

 暴力団事務所前の道路を車庫代わりに違法駐車を繰り返していたとして、大阪府警駐車対策課と港署は7日、車庫法違反容疑で大阪市天王寺区寺田町の山口組系暴力団幹部、白石幸司(40)と、大阪市住之江区北加賀屋、同組員の野崎俊二(36)の両容疑者を逮捕、最終送検したと発表した。

 送検容疑は、白石容疑者らは4月から5月までに計13回、大阪市港区弁天の暴力団事務所前の市道に乗用車を駐車し、車庫代わりに使用したとしている。

 事務所には道路に向けて監視カメラが設置され、警察官が取り締まろうとすると、組関係者が車を移動。このため府警は車庫法を適用して逮捕に踏み切った。

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